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犯罪

ハッカーとは?その実態と対策

「ハッカー」とは、計算機や通信網の仕組みによく通じた人のことを指します。もとはと言えば、計算機の仕組みや処理手順を記したものの研究に熱心な技術好きの人たちのことを指す言葉でした。彼らは、仕組みの弱点を見つけることで技術を高め、より安全な仕組み作りに貢献することもありました。しかし、時代の流れとともに、この言葉の意味は変わり始めました。不正な接続や情報の書き換えなど、悪い目的で計算機を使う犯罪者のことを指す言葉としても使われるようになりました。そのため、ハッカーという言葉には、良い意味と悪い意味が入り混じっているのが現状です。本来の技術探求という良い側面を持つハッカーと、犯罪行為を行うハッカーを区別するために、悪い目的を持つハッカーを「クラッカー」と呼ぶ動きもあります。クラッカーは、他人の計算機に侵入したり、情報を盗んだり、破壊したりするなど、悪意のある行為を行います。こうしたクラッカーの行為は、個人だけでなく、企業や社会全体に大きな損害を与える可能性があります。しかし、世間一般では、ハッカーという言葉で良い意味と悪い意味の両方を持つ人をまとめて呼ぶことが多く、文脈によってその意味合いを読み解く必要があります。例えば、ニュースなどで「ハッカーがシステムに侵入した」という報道があった場合、文脈からそれが悪意のあるハッカーによる犯罪行為なのか、それとも安全性を高めるための善意のハッカーによる侵入なのかを判断する必要があります。このように、ハッカーという言葉は多様な意味を持つため、その使われ方には注意が必要です。
犯罪から守る

悪意あるネット侵入:クラッキングを防ぐ

不正侵入、いわゆるクラッキングとは、他人のコンピュータに許可なく侵入し、情報を盗んだり、システムを壊したりする犯罪行為です。その目的は様々で、金銭目的のデータ窃盗や愉快犯的なシステム破壊、あるいは政治的な主張のための攻撃などがあります。侵入の手口も多岐に渡り、常に新しい方法が編み出されているため、注意が必要です。まず、単純なパスワードの推測があります。これは、誕生日や名前など、簡単に推測できるパスワードを使っている場合に狙われやすい方法です。対策としては、複雑なパスワードを設定し、定期的に変更することが重要です。数字や記号、大文字小文字を組み合わせた、推測されにくいパスワードを設定しましょう。次に、コンピュータシステムの弱点、いわゆる脆弱性を突いた攻撃があります。システムには、設計上あるいは運用上の欠陥が存在することがあり、これを悪用して侵入されます。この種の攻撃を防ぐには、セキュリティー対策ソフトを導入し、常に最新の状態に更新することが大切です。システムの更新情報にも気を配り、速やかに修正プログラムを適用しましょう。さらに、巧妙なだまし討ち、いわゆるフィッシング詐欺も増加しています。これは、偽の電子郵便や偽のホームページを使って、利用者を騙して個人情報を入力させ、盗み取る手口です。発信元の電子郵便アドレスやホームページのアドレスをよく確認し、不審な電子郵便やホームページにはアクセスしないようにしましょう。特に、金融機関やショッピングサイトなどを装った偽サイトには注意が必要です。これらの対策を講じることで、不正侵入の被害に遭う危険性を減らすことができます。しかし、100%安全なシステムは存在しないため、常に警戒を怠らないことが重要です。万が一、被害に遭ってしまった場合は、速やかに警察に通報しましょう。証拠保全のため、不正アクセスされたコンピュータには触らず、専門家の指示を仰ぎましょう。また、被害状況を記録しておくことも大切です。