地震 余震への備え:落ち着いて行動するために
大きな地震の後には、しばしば小さな揺れが続きます。これを余震といいます。まるで物が落ちて床が大きく揺れた後、小さなものがガタガタと音を立てて落ち着くようなものです。この最初の大きな揺れを本震と呼びますが、本震によって大地のバランスが崩れ、再び安定するまでの過程で余震が発生するのです。余震は本震よりも規模は小さいのが普通です。しかし、数多く発生することがあります。最初の揺れが大きく、長く続いた場合は、その後も多くの小さな揺れが続く可能性が高いと考えられます。まるで大きな石を池に投げ込んだ時に、最初に大きな波紋が広がり、その後も小さな波が長く続くようなものです。規模が小さくても、繰り返し起こる余震には注意が必要です。特に、本震で建物が損傷を受けている場合、小さな揺れであっても倒壊の危険があります。また、斜面が不安定になっている地域では、地滑りが発生する可能性も高まります。ですから、最初の大きな揺れがおさまった後でも、すぐに安全な場所から移動せず、ラジオやテレビ、自治体からの情報に注意を払い続けることが大切です。余震はいつまで続くのか予測することは難しいですが、一般的には本震から数日間から数週間、場合によっては数ヶ月続くこともあります。揺れを感じなくなっても油断せず、家具の固定など、家の中の安全対策を確認することも大切です。備蓄品や避難経路の確認など、日頃からの備えが、余震による被害を少なくすることにつながります。
