外部被曝

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放射線被ばく:知っておくべき基礎知識

被ばくとは、目に見えない光のような放射線に体がさらされることを言います。この放射線は、レントゲン写真のように病院で検査に使われたり、携帯電話やテレビなどからも出ていたり、自然界にもごくわずかですが存在しています。普段私たちが浴びる量は少ないため、特に心配する必要はありません。しかし、原子力発電所での事故など、強い放射線が一度に大量に放出されるようなことがあると、体に悪い影響を与えることがあります。この影響の大きさは、浴びた放射線の量や種類、浴びた時間の長さなどによって変わってきます。少しだけ浴びた程度であれば、健康への影響はほとんどありません。しかし、たくさんの放射線を浴びてしまうと、吐き気やだるさ、ひどい場合には命に関わることもあります。被ばくには、体の外から放射線を浴びる外部被ばくと、放射性物質を体内に取り込んでしまう内部被ばくの二種類があります。外部被ばくは、放射線が出ている場所から離れることで被ばく量を減らすことができます。厚いコンクリートの壁などに隠れると、放射線を遮ることができます。内部被ばくは、放射性物質を含んだ水を飲んだり、食べ物を食べたりすることで起こります。体内に入った放射性物質は、やがて体の外に出ていきますが、その間は体の中から放射線を出し続けます。災害時に放射線の危険がある場合は、政府や自治体からの指示に従って行動することが大切です。屋内退避の指示が出た場合は、なるべく窓のない部屋に移動し、換気を控えましょう。また、汚染された可能性のある水や食べ物は口にしないようにしましょう。正しい知識を身につけておくことで、いざという時に落ち着いて行動し、自分自身と大切な家族を守ることができるのです。